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ポッドキャスト第3回:従業員の職場復帰を拒否する権利(イントロ編)

  • hnaito9
  • 2020年8月31日
  • 読了時間: 3分

Back to work programの第3回目の放送は、新型コロナウイルスへの感染リスクから、従業員が職場に戻ることを拒否した場合、或いはリモートワークなどの便宜を求めてきた場合の雇用主の正しい対応について、解説していきます。この「職場復帰要請への拒否」は、コロナ禍において、雇用主が直面するもっとも身近な人事・労務リスクのひとつです。法的トラブルに巻きこまれないよう、知っておくべき法律や規定は何か。従業員のリクエストに対して、どのような分析を雇用主はしなければならないかを、まとめていきたいと思います。


ポッドキャストのリンク:


今回の配信から、ポッドキャストを10分程度にまとめていく予定です。前回までの放送では、20分以上の長いものとなり、「聞きなおし」が難しいと判断したためです。前半・後半という分け方ではなく、今後は、サクサク感を大事にしていきたいと思います。


今回は、従業員が「職場復帰を拒否した場合」の雇用主が行う分析の「流れ」を話していきます。雇用主が知っておくべき法律は、4つあります。(1)OSHA、(2)EEOCガイドライン、(3)FFCRA、(4)NLRAの4つです。どれも、ポスト・コロナ社会でよく耳にする法律ですが、同時に、この4つの法律を原因とする訴訟も増えてきています。コロナ禍の中で、雇用主が従業員対応する上で知っておくべき法律なので、この機会に一緒におさらいしていきましょう。


従業員が仕事を拒否したり、または便宜を求める際、考えられるシナリオのパターンは、大きく3つあります。1つ目は、「感染するリスクがある」という一般的な恐怖心や不安からの仕事復帰の拒否です。これはある意味、根拠のない単なるわがままとして従業員のリクエストを拒否することもできます。しかし、リスクを徹底的につぶす為に、コミュニケーションをとって事情を把握することも大切です。法的リスクという視点では、このパターンはあまり怖くなく、雇用主が強く出ても問題のないシナリオといえます(ポッドキャストでは、これを「レベル1」としています)。2つ目のシナリオ(「レベル2」)は、会社の安全体制不備を理由に、職場復帰の拒否を請求してくる従業員です。この場合、OSHAやNLRAなどの分析が必要となってきます。3つ目は、従業員の健康上の理由から、新型コロナに感染した場合に大きなリスクとなり、その不安から仕事の拒否や便宜を求めてきているパターンです(「レベル3」)。このパターンがもっとも雇用主が注意をしなければならないシナリオで、特にEEOCのガイドラインを基礎に、どこまで便宜を図るか検討していくことになります。


今回の配信以降の放送では、上記のシナリオを通して、雇用主の分析ポイントをまとめていきます。


このポッドキャストに関する質問は、hnaito@mosessinger.comまで、日本語でお気軽にお問い合わせください。なお、本ポッドキャストは、録音時の情報に基づいており、現在とは情報が異なる場合があることを、予めご了承ください。最新コンテンツやアップデート情報などをいち早くご希望される場合は、ニュースレターへの登録をお願いいたします。




 
 
 

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